私は胸が小さいです。おそらく「貧乳」の部類になると思います。立った状態で顔を下に向けて足元を見た時、普通の人は胸が先に見えて足首が見えにくいと思いますが、私の場合、何の障害もなく足首がはっきり見えます。いわゆる「板」なんです。
胸が小さいことで、憂鬱なことの一つにマンモグラフィー検査があります。受検された方はご存知かと思いますが、検査では透明なアクリルのような板二枚で乳房を上下、左右に挟んで圧をかけ、ぺっちゃんこにした状態の写真を撮影します。
普通は挟むための乳房があると思うのですが、私の場合、挟むためのふくらみがありません。
検査技師さんに渾身の力で乳房を前にひっぱりだしてもらわないと撮影できないのです。過去、手を放すタイミングが遅れた検査技師さんの指が板に挟まれたまま圧がかかってしまい、技師さんが負傷してしばし検査が中断したことがありました。
こちらも相当痛かったのですが、「私の胸が小さいばかりに申し訳ないです」なぜだか謝っていました。最近はこちらのほうが技師さんを主導し、「今です!」とタイミングを教えてあげられるほどになりました。
検査技師さんとの二人三脚の検査は、豊満な人には体験できないと思います。
がしかし、こんなことなんの自慢にもなりません。